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かつて30kgのダイエットに成功した佐伯怜胡の、おかしくも切ない、波乱万丈のダイエット人生を赤裸々に、麗らかに告白した至極の逸作。 ネット初の大公開!! 肥満に悩むあなた、まぁちょっとお立ち寄りやすぅ〜。 (写真:『ホリプロお笑いライブ』にて) |
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| 第4回 |
| 「赤い靴」が終わった途端、私のバレリーナへの夢も呆気無く終わった。 子供の気まぐれなんてぇーのは、所詮そんなもんだ。 しかし、「赤い靴」が、一時的でも肥えゆく私の身体を、肥満から救ってくれた事は確かだった。 あのまま食べ続けていたら、私は若年性の糖尿を患い、通風に苦しんでいたかもしれないからだ。 いや、その前に、内山君の後頭部の様に、肉皺が、まるで"みなみらんぼう"の笑顔の如く刻まれてしまっていたに違いない... バレリーナへの熱が冷めた途端、私のスィーツへの愛着は完全に蘇り、プチシュー1パックをぺロリンとたいらげては、母に怒られ、文ちゃん焼き(ただの大判焼だが、文ちゃんという人が焼いた事から地元では、そう呼ばれていた)を大人食いしては、呆れられる日々が戻った。 それでも、習慣化されていた、朝の茶碗一杯の飯と「アタックNO.1」特訓と、お座敷ゴム飛びだけは、その後も続いた。 そのお陰か?!極端なリバウンドは、辛うじて逃れたものの、ジャパン女子プロレス時代のイーグル沢井並の肉体(ある意味、恵まれた体型!?)へと増加を遂げて行ったのである。因に、当時のあだ名は「デカンダ」。「サンダーマスク」という特撮ヒーローの敵役の名だ。別に奴自身は、デカくないのだが...。 そして、そんな私の相方は「サンダー杉山」と呼ばれた女の子であった。 杉山M○(一般の方のため仮名)という名で巨体だった彼女は、そう呼ばれ、一目置かれていた存在である。 彼女は、私の巨体を上回る肉体の持ち主だった。まさに、私が猪木なら、彼女は馬場。そうBI砲。 もしくは、馬場&坂口の東京タワーズ(で、間違ってなかったかしら?)さながらの圧巻の二人であった。 そんな二人は、タッグを組み"校内一斉!Sケン大会"で、群がる男子どもを片っ端から張っ倒し、見事、己がクラスを優勝に導いたのである。 ファイター?!としては、幸せの日々を送っていた私ではあったが"乙女"としては、切ないものであった。 なぜなら、男子諸君は、私を"同士"としては見てくれたものの、女の子として見る物達は、皆無に等しかった。 でも、そんな私も、間もなくして、花の女子中学生となるのである。 そして、私は念願のテニス部へと入部する事になるのだが、これが私のダイエット第二章の扉を開く事となるのである。 ー続くー |
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